夏まゆみの経歴まとめ|AKBの振り付けを辞めた理由は?厳しいダンス指導で有名!

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多くのアイドルグループを育てたダンスプロデューサーの夏まゆみさんがお亡くなりになりました。
人気のダンス講師の先生だったので夏さんの訃報にファンは大きなショックを受けているようです。

今回は敏腕ダンスプロデューサーの夏さんの経歴についてまとめました。

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夏まゆみのプロフィール

名前:夏まゆみ
出身:神奈川県
生年月日:1962年3月23日
死亡日:2023年6月21日(61歳没)

著書:
・「ダンスのための準備運動 ケガをしない身体づくり/ケガをさせない指導法」
・「ダンスの力 モーニング娘。AKB48…愛する教え子たちの成長物語」
・「夢は、強く思った人からかなえられる」 
など

・有限会社「ナツ・ファンキーハーツ」代表

夏さんはダンスプロデューサー、振付師、ダンス講師として第一線で活躍され、61歳の若さでお亡くなりになりました。死因は「がん」でした。

お亡くなりになる3か月前までYOUTUBEのコラボ動画でインタビューを受けるなど、元気な姿を見せていたので、関係者やファンは驚きを隠せないようです。

夏まゆみがダンスの道に進んだきっかけはアメリカのテレビ番組だった

夏さんがダンスにはまったきっかけはアメリカのテレビ番組「ソウルトレイン」という番組だったそうです。当時小学校低学年。
口数の少ないお子さんだったようですが、「ソウルトレイン」を見て「これ(ダンス)をやりたい!」と強く思ったそう。

いつかアメリカに行きたい!と夢を持ち続け、18歳の頃に半年間イギリスに語学留学に旅立ちます。

夏まゆみはOLをしていた時期があった!数奇な縁でダンス講師の道へ!

夏さんはイギリス留学から帰国後、赤坂見附にある貿易商社でOLを2年間勤めました

夏さんはOLをしながら劇団のオーディションを受けており、無事に合格したそうで、23歳で2年間勤めた貿易会社を退社します。

ダンスまっしぐら!な人生かと思いきや意外な経歴ですね。

ではどのようにダンス講師の人生に交わっていくかというと、そこには数々の「偶然」が重なります。

1つ目の偶然は、勤務先の目の前にダンススタジオがあったことです。
夏さんはそのダンススタジオに通い始めます。

2つ目の偶然は、ダンススタジオに通って3か月目くらいで、ダンス講師の先生の具合が悪くなってしまい、「代わりにダンスを教えに行ってほしい」と頼まれたことでした。
この出来事が、ダンス講師として活躍されるきっかけになったようです!

数々の偶然が重なって夏さんのダンス人生が開かれていったのですね!

夏まゆみの実績まとめ|手がけたアーティストは200組!

夏さんはこれまで様々なアーティストや芸能人のダンスプロデュースに携わってきました。
その数なんと200組!!

夏さんがプロデュースに携わった主な芸能人は以下の通りです。

・モーニング娘
・AKB48
・吉本興業(吉本印天然素材)

夏まゆみと吉本興業の関係は?自身も劇団に所属しながら振り付けを教えていた!

夏さんはかつて吉本興業の「天然素材メンバー」のダンスプロデュースを手掛けていました。
天然素材といえばダンスとお笑いをミックスしたユニット。
メンバーは「FUJIWARA」、「雨上がり決死隊」、「ナインティナイン」などの有名お笑い芸人ばかり。
当時はアイドルグループ並みに大人気だったそうです。

夏さんといえばアイドルグループの育成というイメージが強いですが、なぜ「吉本興業」との関りがあるのでしょうか?

そのきっかけは夏さんが所属していた劇団がテレビ番組出演などで活躍し始めたことでした。
その活躍が「ダチョウ倶楽部」さんらが所属するお笑い劇団の目に留まり、「振り付けをやってほしい」と依頼が入ります

夏さんが様々な劇団の振り付けをしているうちに、夏さんに対して「素人を躍らせたら天下一品」という声があがるようになりました。

やがて、夏さんの噂が「吉本興業」の耳に入り、オファーの声がかかります
そして、当時大人気だった「吉本印天然素材」の振り付けを担当することになるのです。

しかし、当時の天然素材のメンバーはお笑いで注目されても、アイドル的な活動で注目されることは嫌だと感じるメンバーも多かったとか。
そのため、夏さんがダンスの指導に入っても、無視をされたり、「ダンスなんか踊りたくない」という雰囲気を出されたりと大変だったようです。

その後は指導方法を模索することで、天然素材メンバーと信頼関係を築いていったそうです。

夏まゆみとハロプロの関係は?厳しい指導で一躍有名に!

 

夏さんといえば「ハロプロ」のダンスプロデューサーというイメージが強いかもしれませんね。
夏さんはどのように「ハロプロ」との関わりをもっていくのでしょうか。

それはハロプロの原点ともいえるオーディション番組「ASAYAN」と「吉本興業」のプロデューサーが同じ方だったからだそうです。
すごいご縁ですね!

夏さんは「ASAYAN」などのオーディションの審査では「夢をつかむためにどういう努力をするか、夢に向かって取り組むその姿勢を見る」と語っています。

夏さんのオーディションや合宿時の様子が「厳しい」と話題になっており、「夏まゆみの指導は厳しい」で有名になっていきます

どんなささいなミスや集中していない瞬間も夏さんは見逃さないようです。
さすがプロですね!

そんな厳しいで有名な夏さんも、以下のようなモットーを掲げて、合宿やオーディションに参加する子達と接してきたようです。

・(生徒と先生、オーディションで選ぶ側と選ばれる側ということ関係なく)人間としては対等であると思っている。
・「『厳しく指導をお願いします』と引き受ける立場だからこそメンバーを尊敬している。
・1対1で目を見て話す。
夏さんが厳しいだけではなく、情熱と愛情を兼ね備えた指導者であることがわかりますね。

夏まゆみがAKBの振り付け講師を辞めた理由は?

夏さんはAKBの振り付け講師も勤めていました。

2005年~2007年の2年間、プロデュース業や振り付け・演出業に力をいれました。
AKBの立ち上げ前から関るほど、深い関係でした。

しかし、夏さんはAKBの振り付け講師を2年で辞めています

その理由が、夏さんが「モーニング娘。は必死にダンスを覚えようと努力するのに、AKBメンバーは全然ダンスを覚えようとしない!」と激怒したからそうです。

夏さんは日頃から「ダンスの上手い下手はあんまり関係なく、努力する姿勢を見る、努力しない人はいらない」とよく言っています。
AKBメンバーのダンスに取り組む姿勢が夏さんの逆鱗に触れてしまったのでしょうか。

結局、なぜAKBの振付師を辞めたのかは正式には公表されていないので、あくまでも噂のようです。仮にこの話が事実であったとしても、厳しい指導で有名な夏さんらしいエピソードですね。

まとめ

厳しいダンス指導で有名だった夏さん。
AKBのダンス講師を辞めた原因も、その厳しさからくるものだったのかもしれません。
しかし、厳しいだけではなく愛情も兼ね備えた指導者であることも分かりました。

61歳という若さでお亡くなりなられたのが残念です。
夏さんのご冥福をお祈りいたします。

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